2011年1月5日水曜日

読んだ:アプレンティスシップ・パターン――徒弟制度に学ぶ熟練技術者の技と心 得

Software value feedback loopphoto © 2010 Jacopo Romei | more info (via: Wylio)

10年はなんかイマイチお勉強とか進まなかったりした面もあったので、11年は心機一転がんばろうということで、頑張っていく方針を考えていく上で参考にしてみようと買ったのがこのアプレンティスシップ・パターン――徒弟制度に学ぶ熟練技術者の技と心得

この本は具体的なスキルについての本ではなく、意欲や姿勢、キャリアの考え方や仕事の振り返り方といったもうちょっと個人的な問題についてフォーカスした珍しい本である。卓越したソフトウェア開発者になりたいがどうしたらいいか、何をすべきか、というような事で悩んでいる人にとってヒントになるようなたくさんのパターンを提示している。中身自体はそんなに奇抜な事は書いてないが、確かにそうすべきだろうな、ということがたくさん書いてあっていろいろ考えさせられる内容であった。オライリーらしい本っちゃらしい本のような気がする。

タイトルのアプレンティスシップとは中世ヨーロッパのギルドの徒弟制度、職人養成制度の事である。この開発者についての職人というメタファは、ソフトウェア開発が依然として科学やエンジニアリングのように体系化された分野とするまでは理解されていないという意味が含まれている。ソフトウェア開発というものが始まってから半世紀以上(本の中では「せいぜい70年未満」と表現されているのでたぶんそれくらい)が経った今でもそこらじゅうでソフトウェア開発プロジェクトは失敗してるし、汚いコードは自分その他の手癖が悪い開発者によって生産され続けている。徐々に前よりうまくやれるように頑張っていくつもりではあるが先は長そうである。

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