なんやらTrelloというのが出たようです。これが何がいいかってえとFogCreekの新しいサービスってとこがミーハー心をくすぐります。
とりあえずTrelloがどんな感じのサービスなのか見ていきます。各機能の詳細な使い方はぐぐったら書いてる人いたのでその辺参照ください。
Trelloは以下のような情報を持つことが出来ます。
Board -> List -> Card -> Checklistや画像、コメント等 という階層構造になります。ボード上にリストというカードのグループを作っていろいろやってく感じです。不要になったリストやカードをアーカイブしてボードからはずしたり、アーカイブからボードに戻したり出来ます。
Cardでできるのは以下のような事で、結構多機能な感じです。
- コメントの追加
- メンバーのアサイン
- ファイルの添付
- チェックリストの追加
- ラベル付け(色分け)
- 移動
- アーカイブ(ボードからはずす)
なぜFogCreekがFogBugzという立派な作業管理ツールを持っているにも関わらず、別個にこのTrelloをリリースしたかと考えると、たぶんPivotal Trackerみたいなのを意識してアジャイルのかんばん的な事が出来るサービスをやりたかったんじゃないかなと思います。もしかしたら英語の記事とかめんどがらずに読むとその辺の事情も読めるのかもしれません。
使い方としては、Cardをストーリーカードの粒度にしてお客さんと共有し要件管理的に使う(この場合はたぶん実装レベルの作業管理用に別個にITS立てたほうがいい)か、タスクカードの粒度にしてキッチリ作業管理に使うかかなぁと思いました。なんとなくタスク未満、タスク以外のことも柔軟に扱えるところがメリットであるし、どうせ統計情報とか取れそうにないからガチ作業管理用でもないかなという気がするので前者がいいように思います。
9/28 追記:
iOSアプリが出てたので試してみたのですが、現在は閲覧はできるけど編集が出来ない仕様っぽいです。ブラウザからアクセスするとフル機能が利用できますが、結構重いのでアプリの実装が進むといいなーと思います。